お役立ちコラム14
 フォトモザイクアートの「構成枚数」の決め方

フォトモザイクアートの「構成枚数」の決め方
~フォトモザイクアートがきれいに見える構成枚数は?~

フォトモザイクアートの「構成枚数」とは

 フォトモザイクアートの構成枚数は何枚にした方がいいでしょうか、あるいは、何枚にすればフォトモザイクアートがきれいになるでしょうかなどのご質問が多くございますので、「構成枚数」ついてコラムを作りました
 フォトモザイクアートの「構成枚数」とは、フォトモザイクアートの中に写真を何枚並べるかの枚数を指し、フォトモザイクアートのベース画像を何分割するかという意味にもなります。

 例えば、ベース画像として下の左のような画像があったとします。埋め込む写真は4対3の縦横比率で横向き統一として、30行33列に並べた場合には構成枚数としては990枚(30行×33列)になります。フォトパーツごとに分割すると右側のような画像になります。この分割した画像で、右端と下が紫色になっていますが、ベース画像を4対3比率横向き統一で分割していくと余ってしまう箇所になり、フォトモザイクアートに入らない部分になります。(画像をクリックすると拡大表示されます)そのため、ベース画像と埋め込む写真の形状等により、ご指定の構成枚数ぴったりにならない場合が多いですので、不足分について大抵の場合写真を重複利用することとなります。

ベース画像
ベース画像分割

きれいに見えるフォトモザイクアートの構成枚数?

 構成枚数を多くすればするほど、分割数が増えるためフォトモザイクアートがきれいに見えてきますが、きれいさ、見映えの良さは、構成枚数だけでは決まりません。ベース画像と埋め込み用写真との親和性や印刷サイズに合った構成枚数、埋め込み用写真の重複利用方法、ベース画像との合成度合いなどにより変わってきます。
 一番影響があるのは、ベース画像と埋め込み用写真(フォトパーツ)との親和性ですが、ベース画像の色あいや分割されたフォトパーツに写っている被写体の形に合った埋め込み用写真が多ければ多いほど親和性が高いということになり、きれいなフォトモザイクアートを作ることができます。分かりやすい話しとしまして、べース画像に赤い部分があるのに埋め込み用写真に赤っぽい写真が全くない場合には、フォトモザイクアートとしてその部分の表現ができないため、ベース画像との合成で補うことが必要となり、その際、ベース画像との合成度合いをあげることになりますが、合成度合いを上げすぎるとフォトモザイクアートというよりは見た目は単なる合成写真になってしまうかもしれません。
 画面でフォトモザイクアートを見る場合、構成枚数として2千枚程度あればある程度の見映えは確保できそうですが、印刷するときには、そのサイズによって構成枚数を増やすことが必要となります。例えば、A3サイズ(297mm x 420mm)にフォトパーツを正方形で構成枚数2千枚以内の1,961枚(37行53列)で印刷した場合には、写真1枚の大きさは縦約8mm×横約8mmになり、フォトモザイクアート全体としての構成枚数としてはよく、かつ埋め込まれた写真を1枚ずつ見るにも適しています。但し、埋め込まれた写真が複数人写っているような写真で約8mmでは見えにくいかと思います。
 A0サイズ(841mm x 1189mm)に同じフォトパーツ形状と構成枚数で印刷した場合には、写真1枚の大きさは縦約22mm×横約22mmになり、1枚ずつ見るには十分な大きさになりますが、フォトモザイクアート全体でみた場合にはぼやけた感じになってしまうかもしれません。合成度合いを上げればぼやけることなく見られるようになりますが、上で述べましたようにフォトモザイクアートではなく合成写真になってしまう可能性が大です。A0サイズ(841mm x 1189mm)で写真1枚の大きさが縦約8mm×横約8mmになるようにするには、構成枚数としては14,000枚くらいにすれば同じ大きさになります。

埋め込み用写真の数と構成枚数

 埋め込み用の写真の数と構成枚数は必ずしも同じにする必要はありません。手元にある写真が500枚でも、4回重複利用することで2,000枚構成のフォトモザイクアートを作ることができます。
 重複利用のさせ方によってもフォトモザイクアートのきれいさを左右しますが、重複利用の方法については、別のコラムの「よりきれいなモザイクアートを作成~フォトパーツの重複利用の仕方を変えて、きれいなモザイクアートを作ろう~」をご覧ください。

印刷サイズごとの構成枚数の例

 下の印刷サイズごとの構成枚数の例をご覧ください。(表をクリックすると拡大表示されます)これはあくまでも例で、フォトモザイクアートの目的等により構成枚数を変えてください。また、ペーストモザイクアートの場合には、写真の見やすさや貼り付けやすさ等のためにあえて写真1枚を大きくしたりしますので、表のオススメから1~2段階構成枚数が少なくてもいいでしょう。あるいは、写真を複数枚まとめて1枚の貼り付けパーツにする場合には、オススメの構成枚数のままでもいいです。
 構成枚数を多くしてフォトモザイクアートをきれいにすると埋め込まれた写真一枚は小さくなりますが、【フォトパーツ拡大表示機能】をご利用いただくことで元の写真を大きく見ることもできます。
 フォトパーツの形状等が2対1比率や特殊形状の場合、あるいは印刷サイズが表にない場合にはお問い合わせください。

印刷サイズごとの構成枚数例

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[お役立ちコラム一覧]

←<前> 13.ベースに合うフォトパーツを用意してモザイクアート作成~埋め込む写真/画像をベース画像に合わせて撮影/作成~ | きれいなモザイクアート制作にはこのコラムをチェック!

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