ペーストモザイクアートの作成
~写真を一枚いちまい貼り付けてモザイクアートを作ろう~
ペーストモザイクアートを作るには?
フォトモザイクアートを一枚に印刷したものもきれいでいいですが、イベントなどで参加者みんなが協力して写真を貼ってモザイクアートを作っていくのはとても面白く、モザイクアート制作ではよく利用される手法です。
大まかな手順としては以下のようになります。
1.モザイクアート用の写真の収集とベース写真の用意
2.モザイクアート制作
3.モザイクアートの切り離し用画像ファイル制作(印刷精度)
4.モザイクアート切り離し用画像の印刷
5.切り離しパーツ(写真)のナンバリング(印刷または手作業)
6.写真の切り離し(切り離しパーツ作成)
7.貼り付け用紙作成(印刷または手作業)
8.切り離しパーツ貼り付け
「2」から「8」の作業のうち、当社にご依頼いただく場合には「2」や「3」までなど、ご予算などに応じて依頼される段階を区切っていただくことができます。例えば、「5.切り離しパーツ(写真)のナンバリング」までをご依頼いただき、切り離すのは事務局で作業、あるいイベント中に参加者で行うなどです。
では、その作り方を詳しくみていきましょう。
1.モザイクアート用の写真の収集とベース写真の用意
デジカメやスマホなどで撮影した写真を集め、モザイクアートのベースとなる写真を用意する作業です。
自分だけで写真を撮影するのではなく、多くの人から収集する場合には、当社の「フォトパーツネット登録サービス」をご利用いただければ手間が格段に省けます。
2.モザイクアート制作
集めた写真を使ってモザイクアートを制作します。
制作する方法としては、当社の「一括制作サービス」をご利用いただきます。コストを抑えるため当サイトに「会員登録」して、ご自分でフォトモザイクアートを作ることもできますが、その場合にはナンバリング等の作業は全てお客様で担当していただくことになります。
3.モザイクアートの切り離し用画像ファイル制作(印刷精度)
モザイクアートを構成する写真を一枚ずつ印刷する方法もありますが、まとめて印刷するよりもコストがかかり、またぴったりL版などの用紙にあったサイズで印刷できればいいですが、そうでない場合は余白を切り取る作業が発生しかえって手間がかかります。そのため、モザイクアートになった状態のものを印刷して、フォトパーツ(写真)単位、あるいは構成枚数が多い場合フォトパーツをある程度まとめた単位で切り離します。
「2」で出来たモザイクアートを印刷してモザイクアートを構成する写真を一枚いちまい切り離す場合、写真の境目が分からなかったり手が滑って隣の写真と一緒になってしまうことがあります。そのため、この「切り離し用画像ファイル制作」では、きれいに写真を切り離せるように写真の四方に隙間をあけます。そうすることで、隣の写真と一緒になることがなくなります。
「モザイクアートの切り離し用画像ファイル制作」につきましては、ピモザの会員画面にはその制作機能がございませんので当社にご依頼ください。ご自分で作る場合は手作業になりますが、画像処理ソフトを使用して隙間を空けていけば作ることができます。
隙間がない例(部分拡大)
隙間が無いと、境目が分からなかったり手が滑って隣の写真と一緒になってしまうことがあります。(フォトパーツ4対3横向き統一での例)
切り離し用画像例1(部分拡大)
隙間があれば、切る場所がはっきり分かり、隣の写真と一緒になることもありません。
切り離し用画像例2(部分拡大)
フォトパーツ4枚単位で切り離す例です。構成枚数が多い場合に写真をまとめて切り離します。
隙間がない例(部分拡大)
隙間が無いと、境目が分からなかったり手が滑って隣の写真と一緒になってしまうことがあります。(フォトパーツ向き混在での例)
切り離し用画像例1(部分拡大)
隙間があれば、切る場所がはっきり分かり、隣の写真と一緒になることもほぼありません。
4.モザイクアート切り離し用画像の印刷
貼り付けて出来上がったモザイクアートの大きさとしてA0やB0以下のサイズを予定している場合には、モザイクアートの切り離し用画像ファイルをそのサイズで印刷します。(写真を切り離すため隙間の部分が無くなり、貼り付けたときの出来上がりのサイズは、通常予定の全体サイズより少し小さくなることがありますのでその点にはご注意ください。切り離しパーツのサイズを指定して予定の全体サイズに近づけることもできます。)
B0等の規格サイズより大きいサイズを予定している場合には、そのもののサイズで印刷すると印刷コストが割高になったり、切る作業が大変になるため、A0やA1サイズなどの小さいサイズで複数枚印刷します。
例えば、縦3m×横4mの貼り付けモザイクアート(ペーストモザイクアート)を作る場合、A0サイズでの印刷は16枚になります。また、モザイクアートの構成枚数が3,969枚とした場合には、切り離した1枚(4対3比率横向きの場合)の写真の大きさは計算では縦約46.72mm×横約62.59mmとなりますが、切り離す隙間が無くなるためそれより少し小さくなります。
5.切り離しパーツ(写真)のナンバリング
印刷後に、切り離したパーツ(写真)に番号を振ります。番号付けの間違いをなくすために、必ず切り離す前に行います。
当社にナンバリングをご依頼のときには、切り離しパーツ用の素材が光沢紙の場合には通常は裏面に印刷を行います。素材が光沢塩ビ(やぶれにくく、裏面に糊がついていますので剥離紙をはがせばすぐに貼れます)の場合には手作業でナンバリングを行います。
また、当社に「3.モザイクアートの切り離し用画像ファイル制作(印刷精度)」以降をご依頼いただいた場合には、貼り付け用紙のための下の例のような番号配置図をお作りします。切り離したパーツをどこに貼り付ければいいかが分かります。ナンバリングをご自身で行う場合にはどのように番号付けすれば良いかが分かります。(ご自身でのナンバリングでは、印刷物の裏に番号を書くため左右逆になることにご注意ください。)
「4.モザイクアート切り離し用画像の印刷」以降のご依頼の場合には、モザイクアート全体をA4サイズで印刷したものも納品致しますので、パズルのようにそれを見ながら貼り付けて行くのも面白いかもしれません。その方法であれば、ナンバリング無しでも有りでもいいです。あるいは切り離しパーツとして切ると同時に貼っていく場合にもナンバリング無しでも大丈夫です。
番号配置図の例1
フォトパーツ4対3横向き統一での例です。
番号配置図の例2
フォトパーツ向き混在での例です。
6.写真の切り離し(切り離しパーツ作成)
切り離す隙間に従って手作業で切り離していきます。
枚数が多い場合にはかなり時間がかかりますが、イベントなど大人数で切っていく場合には、それも参加者が一体となって作業する楽しみの一つかと思います。
7.貼り付け用紙作成
手作業で行う場合には、切り離したパーツのサイズを測り、その大きさを基準にして貼り付けるための番号を書いた用紙、または台紙を作ります。切り離したパーツは計算で割り出したサイズより少し小さくなるため、パーツを採寸した用紙を作った方が正確にできるためです。当社に貼り付け用紙の作成をご依頼いただく場合には、印刷したものを納品致します。
ちなみに、切ってすぐに左上から順番に貼り付け作業を行う場合には、番号を書いた用紙は不要です。
8.切り離しパーツ貼り付け
切り離したパーツを貼り付け用紙、または台紙に貼り付けていきます。
この工程が最後で、すべての切り離しパーツを貼り付け終わればモザイクアートの完成です。
モザイクアート制作を依頼するなら「ピモザ」のお役立ちコラム
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